みなさんこんにちは。
指先や足先がジンジンとしびれる寒さに耐えながら、バイクに乗るサンタサンです。
ところで皆さんは、「フロントフォーク」のメンテナンスってした事ありますか? 
“大事なのはわかっている”けれど……な方が多いのではないでしょうか。
かく云う私がそのひとり。
BW’S125Xを購入して2万5000km以上メンテらしいメンテをした記憶がありません(洗車程度)。
エンジンオイルは交換するのにフォークオイルは放ったらかしって、
考えてみたらおかしいですよね。
というわけで、ここでは誌面スペースの都合で掲載できなかった分解手順を詳しくご紹介。
気になるファインチューンテクニックは、モトチャンプ3月号P63〜で
しっかり解説していますので併せて(いや、必ず)ご覧くださいね〜。

■PHOTO:島田健次


A
レクチャーしてくれるのは、東京都中野区に店舗を構える
moto-medico代表のメンボー山根氏。
プロのレースメカニックとしてチャンピオン争いを繰り広げた経歴を持つ元国際A級ライダー。


A1
今回作業するフロントフォークはこちら(BW’S125X・ノーマル)。
まずフォークチューブを抜きます。


A2
フォークチューブを外してみると砂や汚れがびっしり。
これがインナーチューブやシールの傷付きの原因になります。
インナーチューブとトップに見える丸い凹みを押してC型のクリップを外せば
オイルとスプリングを抜く事ができます。


A3
専用工具がない場合(がほとんどですよね)は、写真のように太めのプラスドライバーで押して中のスプリングを縮めます。 2人いると作業がラクかも〜。


A4
先の尖った工具でクリップを外します。トップキャップ、スプリングを引き抜いた後、
オイルを抜きます。 オイルシールを止めているクリップも外します。


A5
インナーチューブが共回りしないようしっかり持って、ボトムケースにあるボルトを外します(ネジロック剤が塗布されていて固いのでインパクトレンチがあると便利)。
ちなみにクリップを外す際は、こんな工具があるとベスト
(一番下はスポークを加工したメンボー山根特製)。
外したボルトはきれいに掃除しておく事。


A6
インナーパーツを全て取り出し洗浄。
オイルシールをタイヤレバーで外して(裏ワザ)ありとあらゆるところを掃除します。


A7
分解したBW’S125Xのフロントフォーク。正立タイプならだいたいこんなパーツ構成。
各シールやパッキンは新品に交換します(サービスマニュアル参照)。


B1
インナーパーツを固定した後、新品のオイルシールを専用工具で装着します。
ない場合は古いシールや塩ビパイプを代用しても可。
今回はサンタサンの走りに合わせて、フォークオイルの番手を10番→15番に変更。
油面を7mm上げて減衰の効いた底付きしにくいセッティングに変更します。
ハードな社外製リヤショックに変えている人は、前後のバランス的に同じような方向性がおススメ。


B2
オイルを入れたら全縮・全伸を繰り返してエアを抜きます。
トップ部分を手の平で密閉してフォークを縮めると
インナーパーツの隅々までオイルが行き渡りますよ。
最後に油面を計測して完了。


B3
スッキリとした見た目を狙って、フォークチューブのかわりに
KN企画製ダストカバー(1900円)を使用。
内側にグリスを塗って挿入します。
ちなみにグリスを塗らずに挿入すると左下写真のように擦れた跡が…(@_@)。
潤滑ってとても大事なのです。最後にトルクレンチを使って装着。
と、ここで非常に重要なファインチューンテクニックがあるのですが、
そちらは誌面をご覧ください。


B4
いかがでしたか?
ここでは作業手順だけですが、誌面ではノーマルフロントフォーク派・社外製フロントフォーク派どちらにも使えるファインチューンテクニックを披露しています。
「もう少し固くしたい」「あの底付き感が嫌」という方も必見の内容ですので、自分で行ってみたい人はモトチャンプ3月号をCHECKしてね〜。
(サンタサン)